Oral Contraceptives
低用量ピルとは
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類の女性ホルモンの合剤です。
低用量ピルには種類があり、ホルモン量が服用周期の間全ての錠剤で一定な一相性ピルとホルモンの配合比が服用周期の間に3段階に変化する三相性ピルの2つのタイプです。
三相性ピルは、女性の自然な性周期ホルモンバランスに近くなるのが特徴です。
ホルモンバランスや体質は人それぞれなので、医師と相談しながら自身に合ったピルを選んでいただくことをお勧めします。
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避妊率
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が低用量ピルには含まれており、その両ホルモンの働きで排卵を抑制し避妊効果を発揮します。
飲み忘れが無ければ避妊失敗率は0.3%と避妊率が高く、もし時々飲み忘れた場合でも8%と、代表的な避妊具のコンドームの避妊失敗率が2~15%なので、より確実な避妊方法と言えます。 -
服用方法
初潮のあった女性は飲み始めることができ、1日1錠を毎日ほぼ決まった時間に服用します。
21錠タイプは、21錠を服用後7日間空けて次のシートへという服用方法になり、28錠タイプはホルモンが含まれている21個の錠剤と含まれていない7個の錠剤の28錠で1シートとなりますので、21錠タイプと違い期間を空けることなく毎日の服用となります。